働く人の給料は平均33万400円
フルタイムで働く人の去年の平均賃金は、月額でおよそ33万円と、比較できる1976年以降で最も高くなっているようで、男女間の賃金格差も前の年より縮まり、最も小さくなりました。

厚生労働省は、働く人の賃金の実態を明らかにしようと、毎年6月分を対象に調査していて、今回は回答が得られた全国5万余りの事業所の結果を集計し。それによると非正規雇用を含むフルタイムで働く人の去年の平均賃金は、月額33万400円で、比較できる1976年以降、3年連続で過去最高額を更新し、前の年からの伸び率は3.8%で、1991年以来、33年ぶりの高い水準となっています。
雇用形態別にみると、正規雇用の人が、34万8600円で、前の年より3.7%増えたのに対し、フルタイムで働く非正規雇用の人は、23万3100円で、2.9%の増加となり、男女別では、男性は、36万3100円で、前の年よりも3.5%増加、女性は、27万5300円で、4.8%増加しました。
男性の平均賃金を100とした場合、女性は75.8で、男女間の賃金格差は前の年より1.0ポイント縮まり、比較できる1976年以降で最も小さくなっています。
しかし、その一方で、厚生労働省の別の調査では、物価の変動分を反映した実質賃金は、去年は前の年より0.3%減少し、3年連続のマイナスとなっていて、物価の上昇に賃金の伸びが追いついていない実情もあり、春闘における賃上げの影響などを受け、全体の平均賃金も高まっており、男女間の賃金格差については、企業に公表を義務づけていることなどから、やや縮まってきていて今後の動向を注視していきたいとしています。
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