給料についての学び

普段当然のごとく貰っている給料についての知識

報酬1億円超の役員663人

日本国内の上場企業で役員報酬が1億円以上の「1億円プレーヤー」が増えているのだそうで、2022年3月期決算の企業では663人となり、前年より119人増え過去最多を更新したようですね。



1億円以上の報酬の開示が義務づけられた10年3月期(289人)と比べると2倍以上となり、輸出関連企業の好業績や株価に連動した報酬体系が全体を押し上げたようで、株式関連などを除いた報酬と従業員の平均給与との格差が一番大きかったのは、トヨタ自動車の取締役のジェームス・カフナー氏で、9億600万円に対し、従業員の平均給与は857万円で差は105・7倍。


報酬が1億円以上の役員の平均と従業員の給与の平均を単純に比べると25・1倍の格差があり、高額報酬をもらう役員が増える一方で、従業員の給与の伸びは限定的どころか、税金や物価上昇を考えると、この先不安しかありませんね。